#95:弓道との出会いは偶然に(You, Me and Zen 木内洋一さん)

こんにちは、イングリッシュ・ドクターの西澤 ロイです。

様々なレベルの英語学習者の方をゲストにお呼びして、
英語でしゃべっていただく「英語でSpeak Up!」。

今月のゲストは・・・

インターナショナルな弓道クラブ「You, Me and Zen(弓と禅)」
を主宰しており、弓道5段をお持ちの
木内 洋一(きうち・ひろかず)さんです。

今回は、木内さんの弓道との出会いと
弓道にのめりこんでいった様子について
お話を伺いました。

↓↓↓

英語でSpeak Up! #95:弓道との出会いは偶然に(You, Me and Zen 木内洋一さん)

英語の書き起こし&日本語訳

大学最初の友だちがたまたま弓道をやっていた

Hirokazu: So, I gave up continuing badminton.
(ということで、バドミントンを続けるのをあきらめました)

My first friend at the university coincidentally practiced KYUDO at his high-school.
(大学で最初にできた友だちがたまたま高校で弓道をやっていて)

And, he… he asked me, let’s go to KYUDO… KYUDO-JYO.
(彼が弓道場に行かないかと誘ってくれました)

――Mmm.
(ふむふむ)

Hirokazu: So, this is the first time to see KYUDO.
(このとき、初めて弓道を見ました)

At first, I’m not so interested in practicing KYUDO…
(最初、弓道にあまり興味をひかれませんでした)

――At first?
(最初?)

Hirokazu: At first.
(はい、最初は)

――Mmm.
(なるほど)

Hirokazu: Ah, however the senior member recommended me to practice KYUDO without any KYUDO stuff, 徒手.
(でも、先輩が道具なしで弓道をやる徒手をやってみたらどうかと勧めてくれました)

最初は弓も矢も持たなかったが・・・

――Ah, no bows, no arrows…?
(ああ、弓と矢を持たずにということですか?)

Hirokazu: No bows, no arrows.
(そう、弓と矢を持たずに)

――With bare hands?
(素手で)

Hirokazu: Ah, bare hands.
(素手で)

Yeah, with bare hands.
(そう、素手で、です)

Even if bare hands, without any KYUDO stuff, I was so excited.
(素手で道具を使わずにやるだけでもとても興奮しました)

Very interesting.
(すごく楽しかったです)

So, ah… my KYUDO career have been started.
(それで、私の弓道人生が始まりました)

――So, you weren’t interested in it when you first saw it.
(最初に見たときは興味がわかなかったのですよね?)

Hirokazu: Yeah.
(そうですね)

――But, when you tried it, with no tools, you got interested in it.
(でも、やってみたら、道具なしでも興味を持った)

Hirokazu: Yeah, yes, yes.
(そうそう、そうなんです)

最初の一本は痛かった!!

Hirokazu: Eh, since I joined the KYUDO club, three months have passed, I finally used bow and arrows and the first shot was painful.
(弓道部に入部してから3か月で、やっと弓と矢を使いましたが、最初の一本は痛かったです)

I clearly remember that pain.
(あの痛みをはっきりと覚えています)

The string hit… hit my cheek.
(弦がほっぺたにあたりました)

――Mmm, that’s painful, yeah.
(むむ、それは痛いですね)

Hirokazu: Yeah.
(痛かったです)

However, I could hit the target at the fourth shot.
(でも、4本目で的に中りました)

――How… how did you feel?
(どんな気分でしたか)

Hirokazu: 何て言うんだろう、感情の単語が全然出てこない。

Uh… yeah, that was so exciting.
(うーん、すごく興奮しました)

Ah… I was really into KYUDO.
(本当にのめりこみました)

So, since then, 19 years have passed.
(それ以来、19年が経ちました)

And I still practicing KYUDO.
(そして、私は未だに弓道を続けています)

――And, you have the fifth-DAN.
(そして、5段をお持ちなんですよね)

Hirokazu: Ah, I got fifth-DAN almost five years ago.
(はい、5年ほど前に5段をとりました)