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こんにちは、イングリッシュ・ドクターの西澤 ロイです。
様々なレベルの英語学習者の方をゲストにお呼びして、
英語でしゃべっていただく「英語でSpeak Up!」。
今月のゲストは「プラスワン英語法」が
人気を博している重森ちぐさ先生です。
石川県にある英会話スクールは、定員の
130名が満員で常にキャンセル待ち!
そんな重森ちぐささんに、第4回目となる最後に、
「間違い」について語っていただきましょう。
↓↓↓
英語でSpeak Up! #025:子どもが英語の上達が早い理由とは?(重森ちぐささん)
英語の書き起こし&日本語訳
「間違い」を恐れるのはなぜなんだろう…?
――So, what do you think about mistakes?
(では、「間違い」についてはどう思いますか?)
Chigusa: Mistakes?
(「間違い」ですか?)
――You know, many people are afraid of making mistakes.
(ほら、多くの人が間違えることを恐れるじゃないですか?)
Chigusa: Why?
(なぜなんですか?)
――(Giggle)
(インタビューなのに聞き返された…(苦笑))
Chigusa: What do you think? Why?
(ロイさんはどう思います? なぜなんですかね)
Sometimes I don’t understand. How come?
(私、分かんないんですよ。どうしてでしょう)
They are afraid of mistake…
(間違いが怖いんですね…)
――Oh, you don’t understand.
(つまり、怖がること自体が理解できないと)
Chigusa: No.
(分からないですね)
自分で間違えたことに気づいていない
Chigusa: I don’t realize if I had mistake.
(というか、自分で間違えたことに気づきませんから)
Did I have mistake? (Laughter)
(え、間違えていたの?って(笑))
――(Laughter) Wow!
((笑)マジですか)
Chigusa: I don’t know.
(よく分かんないんですけど)
If someone said, like “you had a mistake”, I can say “sorry”.
(もし誰かが「間違っていましたよ」と言ったら「ごめんなさい」って謝ればいいし)
――Or… “really? Did I?”
(もしくは、「ホント? 間違えました、私?」って)
Chigusa: Yeah. “Really?”
(はい、「ホントに?」って)
Or like “what part?” (Laughter)
(それか「どこが間違ってました?」って(笑))
――(Laughter)
子どもは間違いを気にしないから上達が早い
Chigusa: Sorry, I’m Japanese.
(ごめんなさい、私、日本人なので)
――Hum…
(確かに)
Chigusa: Kids doesn’t know what the mistake is.
(子どもって間違いを知らないんです)
So that’s why they can speak English faster than adult.
(だから大人よりもずっと早く英語がしゃべれるようになるんです)
English is second language.
(英語は外国語ですよ)
And even Japanese, I have a lot of mistake, so…
(日本語でさえ、私、間違いだらけなんですから……)
――(Laughter)
日本語だって完璧にできないのだから、英語はなおさら無理
Chigusa: Yeah… I can’t teach like perfectly even Japanese… and English.
(だって、完璧に教えるなんて日本語でさえ無理だし、英語はなおさらです)
――That makes sense. (Laughter)
(説得力がありますね(笑))
Chigusa: Yeah. (Laughter)
(はい(笑))
I don’t know a lot of kanji.
(漢字もあまり知らなかったりするので)
Sometimes I can’t read.
(時々読めなかったり)
最近読めなかった漢字は「巨匠」
――What are the characters, kanji characters, that you couldn’t read recently?
(最近、読めなかった漢字って何ですか?)
Chigusa: Ah… きょ、きょしょう。
――巨匠?
――Like, the great… someone?
(偉大な人……的な)
Chigusa: Yeah. Respect… people.
(はい、尊敬すべき人の)
I couldn’t read it.
(それが読めなかったんです)
――Okay. (Laughter)
(なるほど(笑))
(Laughter) So what is this? 「きょたく?」 What is this?
((笑)これなんですか?「きょたく?」え、違う?みたいな)
――きょたく……!
Chigusa: Actually I asked the students.
(実際、生徒さんに尋ねたんですよ)
――Hum.
(ほぉ)
Chigusa: Adult student. And she taught me this is 「きょしょう」.
(大人の生徒さんに聞いたら、「きょしょう」だと教えてくれました)
――(Laughter)
Chigusa: Oh, okay.
(「あ、そうなんですね」という感じで)
間違いや、読めない漢字があることの何が問題!?
――How do you feel about it?
(読めなかったことをどう思いました?)
Chigusa: Hum, I don’t feel anything.
(別に、なんとも思わないんですよ。)
Because I don’t know. So…
(だって、知らないんですから…)
Don’t blame me. I don’t know. (Laughter)
(私を責めないでよ。知らないんだから、って感じです(笑)))
――(Laughter) Like, “I have no control about not knowing”?
((笑)知らないことは仕方ないでしょ的な?)
Chigusa: Um… Is it big deal? (Laughter)
(うーん、何か問題?というか(笑))
――(Laughter) Okay. Okay. I got the picture.
(なるほど、なるほど。イメージがつかめましたよ)
Chigusa: (Laughter)
I think I can live.
(でも、生きていけるんですよ)
I can alive here without kanji.
(読めない漢字があっても、こうやって生きていますから)