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こんにちは、イングリッシュ・ドクターの西澤 ロイです。
様々なレベルの英語学習者の方をゲストにお呼びして、
英語でしゃべっていただく「英語でSpeak Up!」。
今月は、オーディションに合格した一般の方々に
英語でSpeak Upしていただいていましたが、
合格者が3名でしたので、第4週目は、
私、西澤ロイがSpeak Upしてみました。
↓↓↓
英語でSpeak Up! #033:映画「リメンバー・ミー(原題:Coco)」を英語で見ました
英語の書き起こし&日本語訳
アニメ映画の上映はほとんどが吹替版
I watched a movie the other day.
(先日、映画を見ました)
The name is “Remember Me”.
(タイトルは「リメンバー・ミー」です)
But it’s the Japanese title.
(でも、それは日本語でのタイトルで)
The original title is “Coco”.
(原題は「Coco」なんです)
I watched it… Ah, it was a Japanese voice-over version.
(それを見たんですが、日本語吹替版でした)
It’s an animation movie.
(アニメ映画ですので)
So almost everywhere, they play voice-over version – 吹替版 – not the subtitle – 字幕版.
(どこでも字幕版ではなく、吹替版ばかり上映しています)
「リメンバー・ミー」を英語で見たくてイベントを開催
And it was a great movie.
(とても良い映画だったですし)
It made me cry… a lot.
(泣きました。結構ね)
So I wanted to watch it again in English.
(だから英語でもう一度見たい、と思って)
So I held an event, Original Movie Night.
(「オリジナル・ムービー・ナイト」というイベントをやったんです)
We went to Shinjuku.
(新宿に行ったんですが)
Five friends came.
(5人の友達が来てくれました)
And we watched it together in English.
(そして、英語でみんなで見たんです)
And it was a lot of fun.
(とても楽しかったです)
You know, uh… どうしようかな… (Laughter)
(えーと・・・)
気になった英語表現を暗闇でメモした
And actually I took notes when I was watching Coco in English.
(「Coco」を英語で見ながら、メモを取ったんです)
It’s dark.
(もちろん暗いので)
So I couldn’t see what I’m writing, but I wrote
(何を書いているかよく見えませんが、書きました)
you know, some of the expressions that interested me.
(興味を持った英語の表現をメモったんです)
「チャンスを掴め」を英語で言うと?
Like, the musician, Ernest de la Cruz says 「チャンスを掴め」 in Japanese.
(例えば、エルネスト・デラ・クルースというミュージシャンが「チャンスを掴め」って日本語だと言うんです)
And I wondered how he put it in English.
(それが英語でどうなっているか気になりますよ)
And it was… “Seize your moment”.
(英語では「Seize your moment」でした)
So I really love, you know, enjoy the nuance of the original English version.
(そういう英語ならではのニュアンスを感じるのが大好きなんですよ)
And the movie is about “the Day of the Dead” (死者の日).
(この映画は「死者の日」がテーマなんですが)
And in the movie, it was in Spanish, “el Dia de Muertos”.
(英語版ではスペイン語で「el Dia de Muertos」なんですよ)
It took place in Mexico.
(舞台はメキシコで)
So people spoke some Spanish.
(だから少しスペイン語が出てきます)
Like “hola”, “gracious”, “de nada” and stuff.
(「こんにちは」「ありがとう」「いやいや」などです)
なかなか出あえない英語表現に遭遇!
And one message, one important message in this movie is not to forget about their ancestors.
(この映画での重要なメッセージは、ご先祖様のことを忘れないように、ということです)
And one expression really interested me.
(そして、1つの英語表現が面白かったんです)
It was “I am being forgotten”.
(それは「俺はもう忘れられかけている」)
I am being forgotten!
(forgetの受け身の進行形ですよ)
You know, that’s not the expression you hear every day.
(こんな英語はなかなか聞けませんよ)
I’m being forgotten…
(俺はもう忘れかけられている、なんて)
That was very interesting for me. (Laughter)
(それがとても面白かったです)
「これは僕の人生だ」というセリフが…
And there’s one more thing.
(あ、もう1つありました)
The boy Miguel said something like this.
(主人公の少年、ミゲルがこんなことを言ったんです)
“This is my life. You already had yours.”
(これは僕の人生だ。あなたのはもう終わってる)
You know, in real life it should be something like…
(普通の生活でこういうことを言うならばこんな感じですよ)
“It’s my life, not yours.”
(「これは僕の人生だ。あなたのじゃない」)
But in that movie, “it’s my life, you already had yours.”
(でも、この映画では「あなたの人生はもう終わってる」って)
Because you’re speaking to dead people. (Laughter)
(だって、もう亡くなっているご先祖様にしゃべっていますからね)
So I really enjoyed that kind of expressions.
(こういう表現って面白くて好きなんですよ)
They can’t be translated into Japanese.
(日本語に訳すのは難しいというか)
You can only feel it in English.
(英語のまま感じないと理解できません)
Thank you.
(ご清聴ありがとうございました!)